今年の年初の抱負の一つで、
『本を１００冊読む』
と意気込んだ私ですが、
読むより買った本が増えている白川です。

出張に行くと、移動時間にゆっくりと
本を読む時間ができますので、
飛行機や新幹線などの移動時間を
活用して本を読むようにしています。

最近読んだ本の中で特に面白かったのがこの２冊。
左から、
「バイトを大事にする飲食店は必ず繁盛する」
   大久保伸隆著、幻冬舎新書
「ANAの気づかい」ANAビジネスソリューション、
   KADOKAWA

左の本は、居酒屋チェーン店「塚田農場」の、
元カリスマ店長が書かれた本です。
この会社は今や東証１部上場企業であり、
この元店長さんはその副社長！

日頃、飲食業のお客様の会計に
ふれている私としては、
飲食業で上場すること自体が
すごいことで並大抵でないと思いますが、
この会社の成功の秘密は
どうやら人材育成にあるようです。

本を読んでから気になって、
先日、神戸三ノ宮にある店舗に
実際に行ってみました。
なかなかの繁盛ぶりで、
接客も噂に違わぬものでした。

ちなみに、上記の本は今売れに売れているようで、
私がアマゾンで追加注文をしたところ、
２週間経ってもまだ入荷日がわからないようです…。

右の本は、誰もが知るANAの本です。
こちらも、なかなか良い内容ばかりで、
そのまま社員マニュアルにしても
いいんじゃないかと思うほどの
すばらしい内容です。

どちらも、
お客様に対する気づかいだけでなく、
社員同士の気づかい、
上司から部下への気づかい、
部下から上司への気づかいが
会社全体のサービス・安全性の向上に繋がり、
会社業績アップの根元になるという内容です。

また、会社内のコミュニケーションが円滑になり、
雰囲気がよくなり、職場環境がよくなることで、
良い人材が集まるようになり、
定着するようになるという
良い循環ができるようになります。

当事務所も、おかげさまで現在スタッフ２名。
どんどん増やしていきたいと思っていますが
（ご希望の方はぜひこちらから↓）、
http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms/recruit
同時にしっかりとしたお客様対応ができるように、
体制づくりの必要性を痛感しています。

先週に高知商工会議所で開催された
『販路開拓塾』に参加させていただきましたが、
http://www.cciweb.or.jp/kochi/seminar-kenshu/201605_hanrokaitaku.html
その中でも、従業員マニュアルの必要性
について述べられていました。

私は、これまでマニュアルに沿った
画一的なサービスに否定的でしたが、
今は、

「最低限やらなければいけないことができるよう」
「やってはいけないことをやらないようにするため」

の最低限のルールとして
マニュアルが必要なのだと理解しています。

その上で、一人一人の自発的な『気づかい』
が大事になってくるのだと思っています。

今になって、一人でも従業員さんを使われている
社長さんは本当にすごいなあ〜としみじみ思います（笑）

最後に、繰り返しになりますが、
現在スタッフ募集中です！
当事務所で働いてみたいという方は、
下記をご覧の上、奮ってご応募下さい。
http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms/recruit

おはようございます。
税理士の白川浩平です。

やっぱりか…という感もしますが、
先週伊勢志摩で行われたG７で、
来年２０１７年４月に予定していた
消費税１０％への引き上げについて
延期の検討をすると
安倍首相が表明しました。

さらに、その引き上げの時期を、
２０１９年１０月まで
２年半先送りする意向であると報道されています。

今回の延期の要因としては
主に以下の２つがあるようです。

つまり一つ目は、
アベノミクスの先行き不安から、
今のタイミングで消費税増税することへの
危機感の高まり。

そして２つ目は、
２０１９年夏の参院選への影響を避けるため、
選挙が終わってからにしようという選挙対策。

いつもながらこのような政策は
政治のさじ加減でころころと変わりますが、
一国民としては、
消費税増税が伸びてよかったね
というのが率直なところでしょう。

ただし、商売人としては、
この消費税増税延期がどのように
経営に影響してくるのかを予測して
おきたいところです。

例えば現在、軽減税率対応レジへの買い替えで
最大２０万円までの補助金が受けられますので、
（詳細はこちらから↓）
http://kzt-hojo.jp/
レジ機器業者などはこぞって
この補助金を活用した販売促進を
展開しています。
消費税増税が延期ともなれば、
こういった販売作戦に大きな影響を与えます。

また、産業活性化のための補助金なども、
消費税増税による景気の冷え込みを防ぐための
政策的な刺激策であるという一面もありますので、
予定されていた補助金が中止となったり、
規模が縮小されることが予想されます。
反対に、景気悪化に対する刺激策として
新たな補助金制度が新設されるなど
の動きも予測されます。

消費税増税延期により、
国の歳入と歳出のバランスを修正しようと
いう動きになりますので、
特に歳出の大きな問題となっている
医療費の削減についても
動きが出てくるであろうと考えられます。
ドクターであれば、
診療報酬の引き下げ策などが予測されています。

また年金の支給時期の繰り下げなどによる支給額抑制も考えられます。

本当は消費税を増税したい政府与党が、
今回その引き延ばしを表明するというのは、
今後の経済動向にかなりの危機感を
もっているということの裏返しであると言えます。
今はマイナス金利で、金融機関からの融資を
受けやすい状況にありますが、
今後経済が悪化するにつれて
徐々に借り入れの条件が企業にとって
不利になってくることも予想されます。
設備投資を検討されている経営者は、
その辺の資金調達のことについても
考えていく必要があります。

政治の流れで様々な政策が
ころころ変わりますので
なかなか難しいところですが、
中小企業といえども経営者であれば
大きな流れは押さえておきたいところですね。

=======================
ところで話は変わり、
前述のG７の後、
歴代の現職アメリカ大統領として
初めて広島を訪れたオバマ大統領。

メディアもおおむね
好意的な報道をしているようです。

私はなぜか広島が大好きで、
原爆資料館を見学するのが趣味（笑）。
これまでに何回も通っています。

今回のオバマ大統領の広島訪問は、
謝罪云々についてはさておき、
とにかく現地に足を運び、
自分の目で経験したという姿勢
を大きく評価したいと思います。

私もアメリカ人の友人がたくさんいますが、
過去のことは過去のこととして反省し、
今は良き友人としてお互いを認めあい、
良い関係を築き合えば
戦争は二度と起こらないだろうし、
それでいいんじゃないかと思います。

まずアメリカのリーダーが実行してくれたことで、
今後、日本を訪れる外国人観光客の方々が
広島を訪れ、
おいしい広島焼きを食べ、
美しい宮島を見て、
原爆資料館を訪れて
原爆と戦争が現実に何をもらたらすのか
という事実を知っていただけたら
何よりだと思います。

昨年我が家に３週間ステイしていた
こんなサーファー君たちも
損得なしに腹の底から笑いあえる良い友人です。
こんな草の根のお付き合いが拡がることで、
真のWorld Peaceが実現できればと願っています。

おはようございます。
昨日は、四万十市と宿毛市へ行ってきました。
帰り道、高速道路が夜間工事中。
しばらくぶりの窪川の山越え道は
なかなかハードで、
新しい高速道路のありがたさを
痛感しました…。

さて今回、以前からfacabookや
ブログ発信を拝見していて
大変気になっていた不動産屋さんへ、
ごあいさつとご相談をかねてお邪魔してきました。

宿毛で『すくも賃貸ドットコム』を運営する、
たけなか地所の竹中福太郎さんと奥様の有里さんです。

たけなか地所HP：
http://www.takenakajisho.net/
すくも賃貸ドットコム：
http://sukumochintai.com/
facebook:
https://www.facebook.com/takenakajisho

毎回ブログの写真には、
看板娘であるきれいな奥様の写真が使われており、
まずそれが非常に目を引きます。

HPやブログの作り自体は決して
派手さこそありませんが、
ご夫妻のほのぼのとした日常や、
取り扱い物件の紹介、
様々な活動などが紹介されており、
ほぼ毎日更新されています。
そして何より、
お二人のお人柄がとてもよく伝わってきます。

私も日々チェックしているうちに、
だんだんファンになってきて、
どんな人なんだろう？
一度お会いしたいなあと思っておりました。
今回、私自身の不動産の相談もかねて、
ご挨拶にお伺いしたという訳です。

奥様はいつものブログの写真通り、
非常にきれいな方ですし、
代表の福太郎さんも３１才の若さながら、
非常にしっかりしたお考えを持つ経営者です。

単なる不動産仲介業だけに止まらず、
移住促進事業や、
異業種の業者が連携した
共同プロジェクトを進めておられたりして、
その意欲的な姿勢に、
共感し感服いたしました。

何よりも感心するのは、
お話しする中で
自然と伝わって来る、
『誠実さ』です。

小手先のテクニックだけでなく、
やはり長い目で見ると、
つまるところ商売も
誠実さが重要になってくると思います。

竹中さんとお話ししていると、
「この不動産屋さんなら安心して任せられるな」
という安心感があります。
それが信頼感となり、
リピーターを呼び、
より多くのお客さんを集めているのだと思います。

それから、帰り際にプレゼントしていただいた
こちらのメッセージ付きボールペン↓。
こんな細やかな気づかいがニクイです。
私も、たけなか地所さんから
よい刺激を受けました。
強い信念を持つ
勢いのある経営者の方とお会いすると、
本当にこちらまで
元気をもらうような気がします。
私も負けじと頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました！

（おまけ）
帰り道、竹中さんおすすめの定食屋
『宿毛飯店』さんで晩御飯を食べました。

クラシックな定食屋さんで、
私はニラ炒め定食（ごはん大盛り）を
頂きました。
幡多地区ならではの甘い味噌汁も含め、⭕️です！

↑上は天津飯。

おはようございます。
先週末は事務所前で、
モノと食と音のイベント”village”
が開催されていました。

ものづくりをする人たちをつなげたい。
人とのつながり、モノや食、音楽を通してをテーマに、
4回目となるアートイベント「ヴィレッジ」
http://village-kochi.com/

鏡川沿いの河川敷と山内神社の境内に、
高知県内はもちろん、県外からも、
多くの出店があり、多くのお客さんで賑わっていました。

鏡川沿いに、テントが並びます。
人気店は順番待ちの列ができ、お昼ごはんを確保するのも大変でした（笑）

皆さん見せ方も色々工夫されており、おしゃれなお店が多かったです。

↑こういうこだわりを文字にして見せるのもいいですね。
↑今回見た中で、一番最高な広告！

↑はちみつ屋さん。

↑ピクルス屋さん。詰め方に工夫して上手に見せてあり、美味しそうです。

暑かったので、かき氷が超人気でした！

キャンピングカーとトレーラーが場を盛り上げます。
  
山内神社の境内でも、多くのお店が出されています。

↑個人的には、今回一番『！』と思ったのがこちら。
生のハーブをミネラルウオーターに入れた、『ハーブ・ウオーター』。
他にもシロップを入れた炭酸ドリンクや、ワインを入れたものなど
色々なバリエーションがありました。

↑ジャムを使ったドリンク。

↑きれいなお姉さんのいたピザ屋さん。
鹿肉ソーセージ。

こんな賑わいを横目で見ながら、
日曜日はこんぺいとうネット協同組合主催の勉強会
『MG研修』に参加させていただきました。
http://www.konpeito-net.com/

MGとは---
　MGは昭和51年にソニーCDIの
　西順一郎氏が開発したビジネスゲームです。
　井深大、本田宗一郎、ドラッカーの経営論を基本思想とし、
　「儲けるための経営者の数字の発明」MQ会計と
　「誰でも簡単に実態がわかる決算ができる」
　マトリックス会計がゲームに組み込まれています。
　　株式会社西研究所
　　http://www.nishiken.jp/
--------------------------------------

参加者の半数が女性で、
講師の先生方、そして経験者の方いわく今回は、
「穏やかなMG」だそうですが、
研修中のゲームでは白熱し、
私もついつい真剣になり、
声が大きくなりました（笑）。

MGは、経営と会計が体感できるこのビジネスゲームで、
何度も繰り返しチャレンジすることで
確実に自分のものなっていくそうです。

ちなみに、私は昨日のゲームで、
３期目でようやく自己資本をプラスにすることが
できましたが、「安売り王」と呼ばれ、
皆さんから煙たがられておりました（笑）。

で、この研修を通じての私の最大の気づきは、
試験研究費や人材育成などの投資を積極的にし、
差別化・付加価値・価格競争力を実現することで、
単価アップ・売上アップが可能になり、
結果的に経営が安定するということでした。

当事務所の顧問先企業をみてみても、
やはり徹底的にこだわりを大切にして、
それなりのコストや手間暇をかけて
それを強みにできているところは、
価格競争力がありますし、
実際に経営も安定しています。

事例１：Gentemstick http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms/20160220-478
事例２：Grumpy http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms/20160222-589

よく利益を増やそうとすると、
固定費の削減や、
変動率の減少などに目が行きがちですが、
なかなかそれだけでは限界があります。
自社が強みとする『こだわり』を徹底的に追求することで、
それが圧倒的な付加価値となり、
競合他社との差別化・価格競争力アップに繋がります。

villageに出展されているお店と、
MG研修、
実際にこだわりを大切にして成功している企業
を比べながら、
そんな『こだわり経営』の強みに改めて納得した週末でした。

白川浩平税理士事務所
税理士　白川　浩平
〒780-0862高知市鷹匠町1丁目3-22
よさこいビジネスプラザ２F
電話088-822-1173
携帯080-2994-1173
kohei@xs498215.xsrv.jp
http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms

今朝の日経新聞の第一面に、
民泊関連の記事で重要な情報がありましたので
シェアしたいと思います。

政府の規制改革会議は１９日、
一般住宅に旅行者らを有料で泊める民泊を
全面解禁する方針を示す一方、
営業日数上限を「１８０日以下」とする
条件を打ち出しました。

政府内で具体的な上限値を詰めて
２０１６年度中の法整備を目指すとのことです。

民泊は、現在禁じられている住宅地での営業を容認する一方、
営業日数の上限は、年９０日の英国や、
年６０日のオランダなどの例を参考に、
９０〜１８０日の間で調整が進む模様です。

ホテルや旅館業者からの相当な抵抗が背景にあるのでしょうが、
盛り上がる民泊業界に冷水を指すことになるのでしょうか？
「違法」民泊がさらに増加することになるのでしょうか？

今後の動向を注視したいと思います。

補助金関連の最新情報が入りましたので、 取り急ぎご報告いたします。

１　ものづくり補助金採択結果発表は６月上旬

当初、結果発表は６月中ということで、
６月後半になるのではという感じでしたが、
６月上旬になるとのことです（確実情報）。
予想では、６月３日（金）発表か？という感じです。

２　ものづくり補助金２次公募アリか？

これはあくまでも噂レベルで、確認が取れていませんが、
２次募集があるのではないかという情報が流れています。
６月６日（月）２次公募開始又は５月中に事前予告
６月３０日　２次公募締め切り
７月３０日　２次公募結果発表
こんなスケジュールで進むのではないかという噂です。
確認が取れていませんので、なんともいえませんが、
前回の募集に間に合わなかった方は、
一応準備だけはしておいてもいいかもしれません。
応募ご希望の方は、お早めにご連絡ください。

３　今後の補助金の方向性について

今年度の政府方針として、サービス業の成長力強化対策が謳われています。
具体的には、中小・中堅のサービス業を主な対象とした、
生産性向上対策事業に対する上限５００万円の
補助制度が新設されるようです。
IT導入などによる効率性向上のための設備投資などが対象となりそうです。

４　その他の政府方針

・固定資産税を半減し、設備投資を促進
・信用保証枠を拡大し、資金繰りの円滑化
・金融機関における融資審査における新指標の整備
　⇒成長余力についての評価ウエイトを拡大
・人材の育成支援⇒技術力の維持
・ヘルスケア産業の規制緩和⇒新サービス
などがキーワードとなっています。

またより詳細な内容などお知らせしていきたいと思います。

【ご案内】5月25日(水)5月26(木)の両日
高知商工会議所主催の「販路開拓塾」セミナーが開催されます。

月末のお忙しい時期とは存じますが
経営のお役に立つ内容であるということでご紹介させて頂きました。

(セミナー案内) http://www.cciweb.or.jp/kochi/seminar-kenshu/201605_hanrokaitaku.html

(申し込み用チラシ) http://www.cciweb.or.jp/kochi/seminar-kenshu/2016keieisien/2016hanrokaitaku.pdf

上記URLにて内容のご確認をして頂き、
ご参加の場合は申込書ご記入の上、
直接高知商工会議所へFAXお願い致します。

締切日が5月20日(金)必着と近づいておりますので
お早めにお申込みくださいませ。

尚、弊所よりは白川以下3名参加させて頂きますので、
当日はどうか宜しくお願い致します。