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白川浩平税理士事務所

販路開拓セミナーのお知らせ

2016.5.19

【ご案内】5月25日(水)5月26(木)の両日
高知商工会議所主催の「販路開拓塾」セミナーが開催されます。

月末のお忙しい時期とは存じますが
経営のお役に立つ内容であるということでご紹介させて頂きました。

(セミナー案内) http://www.cciweb.or.jp/kochi/seminar-kenshu/201605_hanrokaitaku.html

(申し込み用チラシ) http://www.cciweb.or.jp/kochi/seminar-kenshu/2016keieisien/2016hanrokaitaku.pdf

上記URLにて内容のご確認をして頂き、
ご参加の場合は申込書ご記入の上、
直接高知商工会議所へFAXお願い致します。

締切日が5月20日(金)必着と近づいておりますので
お早めにお申込みくださいませ。

尚、弊所よりは白川以下3名参加させて頂きますので、
当日はどうか宜しくお願い致します。


税理士はサービス業や!
中小企業のビジネス参謀として、
高知の社長さんを熱くサポートいたします!
白川浩平税理士事務所ウエブサイト

白川浩平税理士事務所
税理士 白川 浩平(しらかわこうへい)
〒780-0834
高知市堺町2番26号
高知中央ビジネススクエア8F
TEL 088-855-8205
kohei@qc5.so-net.ne.jp
http://shirakawa-office.com/


地道な努力

2016.4.22

おはようございます。

昨日は、「小規模事業者持続化補助金セミナー」 を開催させていただきました。

丸1日の長時間のセミナーでしたが、
雨の中お越しいただいた皆様、
本当にありがとうございました!

皆さんノートパソコンを持ち込んで、
悪戦苦闘しながらも、
それぞれ熱心に取り組んでおられました。
IMG_1973

中小企業では、まだウエブサイトがないとか、
あっても更新しておらず活用されていない
という会社も多いのではないでしょうか?

今回のセミナー参加者の方々にも、
この補助金を機に、
ウエブサイトを活用した販売促進を進めたい
という方が多くいらっしゃいました。

ところで、今回のセミナーの
小規模事業者持続化補助金の公募要領には、
この補助金の目的として、

地道な販路開拓等の取り組みを支援するため、
それに要する経費の一部を補助する

とあります。

最初この文章を見たとき、正直
「地道」って、なんか地味やな〜
と感じたのですが(失礼!)、
今回のセミナーの参加者の皆さんをみて、
この「地道」という言葉にすごく納得がいきました。
IMG_1974

商売は「種まき」の継続である

巷には、色々な経営情報が溢れています。
本屋に行けば、経営ノウハウ関連の本がたくさんありますし、
インターネット上にも様々なマーケティングや
経営コンサルティングの情報を沢山見つけることができます。

知識や情報を見つけることはそう難しい話ではありません。
難しいのは、それを「地道に」実践できるか?なのです。

どんな商売でも、それは種まきの継続だと思います。
種まきをし、水を与え、雑草を抜き、害虫を駆除し、
手間暇をかけて、ようやく
努力の結晶である果実を収穫することができます。

他人をはたから見ていると、
楽にうまく商売をやっていて
いいなあと思うこともあるかもしれませんが、
やはりうまくいっている人は、
人の見えないところで、
人の数倍、種まきという地道な努力をしています。

時間がない、忙しくて出来ない、は魔法の言葉

今回のセミナー参加者の皆さんも、
これまで手がつけることができなかった
HPなどの販売促進に取り組むために、
日々の忙しい業務の中、
なんとかやりくりをし、
丸一日時間を割いて、
地道な種まきをされているのだと思います。

本当に頭が下がります。

でも、やらないといけないのは分かっているんだけど、
時間がないんだよね・・・
忙しくて出来ないよ・・・
という方は多いとおもいます。

でも、本気で商売をしたいのなら、
これらの「時間がない」「忙しくて出来ない」
という言葉は禁句です!

なぜなら、これらの言葉は、
自分は努力しなくてもいいと
自分自身を納得させるための
魔法の言葉だからです。

これらの言葉を口にすると、
妙に自分自身を納得させることができ、
ああ、俺は忙しいから出来なくてもしょうがない
と認めてしまうことになるんです。

時には本当に忙しすぎてどうしようもない時があるとおもいますが、
それでも自分の商売を伸ばしたいのなら、
この魔法の言葉はできるだけ使わないように肝に命じておかなければなりません。IMG_1976

私自身も、「地道な努力」を忘れずにいきたいと思います。

 


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補助金50万【HP・チラシ作成、店舗改装】小規模事業者持続化補助金セミナーのお知らせ

2016.4.14

こんにちは!税理士の白川浩平です。

長らくブログを更新できていませんでした・・・

怒涛の確定申告をなんとかこなし、
怒涛のものづくり補助金がやっと終わり、
ようやく一息つけたところです・・・。

そこで早速ですが、
以前お知らせしていた補助金のセミナーを開催します!

【小規模事業持続化補助金セミナー】

・ホームページ新設、
・チラシ・会社案内作成、
・店舗改装、
・商品パッケージの変更など、

販路開拓等の取り組みに対し
50万円を上限に補助金(補助率2/3)がでるというものです。

上記のような取り組みをお考えの方は、
ぜひこの補助金を活用していただきたいと思います。
******************************

ところで、この補助金は全国の商工会議所や商工会が窓口となっています。
ご希望の方は、直接行っていただければ、数回のヒアリング等を経て、
書類を作成していただけます・・・。

にもかかわらず、なぜ今回私がわざわざセミナーをやるのかといいますと、
理由が2つあります。

理由①:
この補助金は、今年は今回の1次募集のみ
(昨年までは2次・3次募集がありました)。
さらに今年で打ち切りの予定。
来年の予定はありません。
今回がラストチャンスとなります。

理由②:
この補助金の全国の採択率平均は約50%といわれています。
商工会議所へ行けばただで書類を作ってはもらえますが、
人任せでは、実際に採択されるかどうかはわからないということです。


本セミナーでは、採択率100%を目指します!

本セミナーでは、
確実に採択される書き方のコツを学び、
一日じっくりと指導を受けながら、
実際にご自分で申請書を作っていただきます。

「経営革新認定支援機関」である税理士が講師となり、
採択される申請書のコツやノウハウをご紹介しながら、
あなたと一緒に丸一日みっちりサポートします。

1回のセミナーの参加者を6名様までに限定しての、
本当にやる気のある方向けのセミナーです。

(注)本セミナーは、必ずしも参加者様の採択率100%を保証するものではありません。
***********************************

(開催日時)
第1回目:平成28年4月21日(木)10時~17時
第2回目:平成28年4月23日(土)10時~17時
※どちらかご都合のよい日をお選びください。
※両日とも、先着6名様までご参加いただけます。

(参加費) お一人様5,000円

(セミナー会場) 
高知市鷹匠町1丁目3-22 よさこいビジネスプラザ2F
白川浩平税理士事務所にて
※高知県庁より南へ、ホテル三翠園すぐ南側。

セミナーの詳細とお申込は、こちらから↓
http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms/subsidy

ぜひこの機会に補助金を獲得し、
事業を飛躍させるきっかけ作りにご活用ください!


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とっても使い勝手の良い補助金50万円をもらおう!【小規模事業者持続化補助金の公募開始】

2016.3.1

以前にご案内しました、1000万の補助金がもらえる「ものづくり補助金」は、お陰様でかなりの反響があり、すでにお申込を締め切らせていただきました。

今年は税理士泣かせというか、何か税理士に対する嫌がらせかとでもいうようなこの確定申告の最中に、また別の補助金の公募が発表されました。

 

補助金の名前は、「小規模事業者持続化補助金」。
http://h27.jizokukahojokin.info/

 

個人・法人を問わず、小規模事業者を対象に、

1 広告宣伝費

2 店舗改装費

3 展示会等への出展費

4 商品パッケージや包装紙・ラッピングの変更・開発費

などの販路開拓等に取り組む事業計画への補助となります。

 

補助率:補助対象経費の2/3

補助額:上限50万円

 

ただし、

①雇用を増加させる取り組み、

②買い物弱者対策に取り組む事業者、

③海外展開に取り組む事業者については、

補助上限額が100万円にアップします!

 

この補助金はすごく使い勝手が良いのが特徴で、例えば、HPの新設・リニューアルにも使えます。

ものづくり補助金を使おうとしたが無理で涙を飲んだ・・・、そんなあなたにはピッタリです!

 

応募の締め切りは5月13日。

 

ご興味ある方は、今すぐ当事務所へお問い合わせを!

と言いたいところですが、なんせ目の前の確定申告をこなすので精一杯で、今は手が廻りません。

大変申し訳ありませんが、とりあえずは下記URLから公募要領をダウンロードして内容を確認してください。

(公募要領ダウンロード↓)
http://h27.jizokukahojokin.info/files/6614/5675/6542/koubo_h27.pdf

 

その上で、行けそうだ!ぜひやりたい!!という方は、

メールにて下記事項を明記の上、ご連絡ください。

・メール題名:「小規模事業者持続化補助金の応募希望」

・会社名

・代表者/ご担当者氏名(フリガナ)

・ご住所

・連絡先電話番号

・ご希望の計画の概要

・メール送信先→info@xs498215.xsrv.jp

 

確定申告終了後、3月16日以降より順次対応させて頂きます。

 

なお、この補助金も相当人気が高いものなので、かなりの数の希望者が予想されます。

幣事務所も今月からスタッフを増員して精一杯対応いたしますが、何分限りがあります。

ご希望者多数の場合は、先着順でお申込を締め切らせていただく場合もあるかと思いますので、何分ご容赦ください。

 

今回は、私自身も50万円をゲットして、HPリニューアルに使いたいと思います!


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訪日外国人客で商売を伸ばせ!

2016.3.1

ここのところ、連日のように、インバウンド・訪日外国人関連の記事がメディアに取り上げられています。

ところが、高知のような地方都市の方にその話をすると、

「高知は田舎やき、そんなん関係ない」とか、

「高知にはそんなに外国人は増えんろう」

というような声を耳にします。

 

たしかに、街中に外国人がいる風景が当たり前の東京・大阪のような状況には程遠いかもしれません。

ただし、確実に、しっかりと、高知に訪れる外国人客は増加しています。

今朝の日経新聞の記事に紹介されていたように、観光庁が発表した統計によると、昨年(2015年)の四国での外国人延べ宿泊者数は、45万5910人泊と前年比62%アップとなっています。

しかも、2年前(2013年)に比べると2倍強の増加となっています。

(日経新聞 平成28年3月1日記事より)
nikkei280301

 

そして、我が高知県はどうかといいますと、81%増の6万9650人泊と、四国4県中、最も伸びています(ヤッタネ!)

 

「外国人ね~、まあ家にはあんまり関係ないかな・・・」

と思っていらっしゃるあなた!

まあ考えても見てください、2年でお客さんが2倍に増える市場なんてめったにないですよ!

 

「高知には観光でみるもんもあんまりないきね~」

とおっしゃるあなた!

以前のブログでご紹介したとおり、最近の訪日外国人観光客の流れとして、モノ中心の観光からコト観光といった、「体験型の観光」にも興味がシフトしてきています。
【インバウンド・訪日外国人客対策してますか?】

 

・美容院で、最新のへスタイルを体験する。

・うどん専門店での、自分でうどんつくり体験

・最新設備の整った、清潔・安心・サービスの良い・信頼できる医療機関で、最新の医療サービスを受ける

・日本の田舎体験

・日本のものづくり体験

・日本料理などの料理教室・体験

・高知の自然活かしたアウトドア体験

 

など、高知ならではの特色を活かした体験型観光のあり方も色々あるんじゃないでしょうか?

目線を変えれば、あなたの商売にもインバウンド効果を活かせるチャンスがあるかも?

 

【過去関連記事:「民泊」のお客さんは外国人だけ?社会貢献できる民泊のあり方】


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インバウンド・訪日客対策してますか?

2016.2.26

先日、大阪へ出張に行ってきました。

東京へは毎月行っていますが、大阪で泊まるのは久しぶりでした。

東京・大阪はインバウンド・訪日客の増加でホテルがとりにくいと言われますが、それでも東京はホテルの数が多いので、探せば何かしら見つかります。

ところが、平日水曜日大阪でホテルを予約しようとすると、空き部屋がない!

本当にありません。どこも一杯です。

予定していたエリアはあきらめ、しかたなくもう少し離れたエリアのホテルをなんとか予約しました。

大阪はホテルの数が少ない分、本当に供給が追いついていない感じでした。

宿泊したホテルも、中国人・韓国人の観光客がほとんどでした。

そんな感じで、やはり出張すると、そんなインバウンド効果をひしひしと実感します。

 

そんな中、各メディアもインバウンド対策の大切さを報道しています。

今日の新聞報道の中から、そんなインバウンド対策・外国人観光客対策の関連記事を3つピックアップしてご紹介します。

 

まず1つ目は、飲食店の取り組みから。

煙がもうもうと立ち上がる焼き鳥屋さんは、外国人にとっても視覚とにおいで五感を刺激でき、わかり易いので人気のひとつです。

また、チキンが嫌いな人は少ないので、お客さんの幅も広がります。

過剰なサービスの高級店ではなく、カジュアルに日本らしい雰囲気を楽しめるお店で、お客さんが自然体でいられるお店づくりが受けているようです。

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(日経MJ 平成28年2月26日より)

さらに、その見せ方・演出には徹底的にこだわっているところがポイントです。

くつろげる雰囲気を醸し出すためのお店つくりのためには、小物から商品の見せ方までこだわり、さらに調理をエンターテインメント化しています。

おいしそうな匂いが漂ってきたり、いかにも賑やかで盛り上がっているお店を見かけたら、誰だってちょっと行ってみたくなりますよね。

「徹底的にお客の目線になって気になる要素を意識することが、良い店づくりつながる」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2つ目の取り組みは、医療機関です。

外国人客がなぜ医療機関へ?と思うかもしれませんが、ありきたりの観光に飽き足らない外国人観光客の関心は、モノ消費からコト消費へと拡がってきています。

最新のヘアスタイルや美容技術を体験するために外国人観光客が日本の美容院を訪れているという記事は前にご紹介しました。
http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms/20160215-468

本国では受けることの出来ない最新の医療技術を、信頼性の高い日本の医療機関で受けることが、アジア圏の富裕層から注目されています。

日本の人間ドックは精度やサービスの質が高いと海外では評判で、50~60歳代の富裕層を中心に人気を集めているようです。

このような潜在的な需要に対して、中国対応の予約サイトを開設することで対応しています。

nikkeimj280226
(日経MJ 平成28年2月26日より)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

最後3つ目は、百貨店の取り組みです。

少し前は、中国人観光客による「爆買い」が話題になりましたが、最近では高品質・高付加価値商品を富裕層にターゲットを絞って提供する取り組みが注目されています。

多くの訪日客の爆買いは、化粧品など価格の安い商品を買う傾向にありますが、一方で富裕層は一度に高額商品を買ってくれるので、デパートなどにとっては非常に良いお客様となるわけです。

富裕層のお客様は、値段が安いか高いかということで判断するのでなく、質の高い商品やサービスを求めていますので、そこにうまく対応できるかが鍵となります。

nikkei20160226
(日研新聞 平成28年2月26日より)

 

いかがでしょうか?

少子高齢化の流れの中、日本経済が縮小していくことは避けられません。

一方、外国人観光客にとっては、日本は、安くて、安全で、清潔で、親切で、信頼でき、おいしくて、高品質なモノやサービスが溢れる魅力的な国です。

中小企業にとっても、今後このようなインバウンド・訪日客に対応できるかどうかが、経営の大きなポイントなってくることは間違いありません。

 

あなたは、インバウンド対策できているでしょうか?

また、その具体的な計画がありますか?


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お客様紹介 Cycle Shop Grumpy + Créer 西上宏史+西上のり子さん

2016.2.22

弊社のお客様の中から、活躍されている元気な会社・経営者をご紹介しながら、成功している中小企業の考え方や取り組み方をシェアしたいと思います。

今回ご紹介させていただくのは、広島でバイシクルショップGrumpy(グランピー)を営む西上宏史さんと、その奥様である西上のり子さんが営むセレクトショップCréer(クレエ)です。
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最初のお二人との出会いは、高知県土佐清水市の大岐の浜。
サーフィンをしに来られていたお二人が、私がSUP(スタンダップパドルサーフィン:大きなサーフボードの上に立ってカヌーのパドルで漕ぎ、波に乗るスポーツ)をしているのを見て、声を掛けて頂いたのが始めでした。

その時はまだ大手自動車会社のエンジニアとして働いておられましたが、その後ご商売を始められ、今ではお二人がそれぞれお店を構えて順調にやっておられます。しっかり者の奥様のり子さんと、笑顔の素敵な旦那さんの宏史さんは、なかなか良いコンビです。

今回それぞれのお店にお邪魔して来ましたので、ご紹介いたします。

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Cycle Shop Grumpy/サイクルショップ・グランピー
広島市西区庚午中1丁目18−32ドルミ庚午101
http://www.grumpy.jp
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さて、それではお店の中に入ってみます。
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入ってすぐにおしゃれなカフェが併設されています。
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自転車屋さんの中にあるカフェとは思えない程、本格的でこだわりのお店になっています。
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ビールもこだわりの1本が並びます。0G4A7275

当然、エスソプレッソマシンも本格派!入り口からコーヒーの良い香りが漂います。
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そして、サイクルショップ内へと進みます。広々としたスペースに様々な自転車が展示されています。
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オーナーの西上宏史さん。
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話題のファットタイヤも色々揃っています。
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丁度この日は、山での試乗会が行われていたそうです。
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その他気になる自転車が色々。
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折りたたみ式自転車もよく売れているそうです。
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オーナーの西上宏史さんとグランピー君。
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ロング自転車と、スケボー式リアシートが渋いです。
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奥のコーナーには、各種パーツやアパレル類が取り揃えられています。0G4A7283 0G4A7285 
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アパレル類も、よくある体にぴっちりしたレース用だけでなく、街着としても着られるおしゃれなウエアが豊富に揃っています。今後アウトドアギアなども含めて、さらに充実していきたいとのことです。

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そしてお店のスタッフ。
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良い自転車を永く良いコンディションで快適に乗っていただけるように、メンテナンスやチューニング・サービスには特に力を入れているとのことです。0G4A7329 0G4A7336 0G4A7338 
陽気なスタッフの方々。
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一通りお店を見終わった後は、カフェでコーヒーを頂きます。
本格的エスプレッソコーヒーが美味しい!
お客さんも、よくカフェで寛ぎながら、自転車談義で盛り上がるのだそうです。
ちなみにカフェのかわいいおねえさんはサーファーで、よく四国にも波乗りをしに来られるとのこと(ニヤリ)
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サイクルショップ・グランピーのオーナー、西上宏史さん。

笑顔の絶えない、大変腰の低い、穏やかな方ですが、お店には西上さんのにこだわりが随所に感じられ、自転車に賭ける想いが伝わります。お客様から寄せられる信頼も大変厚いそうです。

通販も行っているそうですが、やはり対面販売でじっくりとお客様とお話しして、永く安心して使ってもらえる自転車を納得して選んでいただきたいということで、対面販売に一番力を入れているとのことでした。そして定期的なメンテナンスやチーンナップ・サービスも重視していて、万が一故障した時でも、出来るだけ修理して使えるものは修理しながら使っていきたいとのことでした。

使い捨ての安い自転車でなく、フレームの材質から、細かいパーツの一つ一つにまでとことんこだわりを持った、丈夫で永く使える自転車を提供したいというこだわりに非常に感銘を受けました。

 


 

そして、次は奥様、西上のり子さんが経営する、セレクト・ショップ Créer/クレエ です。

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Créer/クレエ
広島県広島市中区大手町2丁目5-11
はるぜんグラン・リーブ5F
TEL:082-236-9878
営業時間:10時00分〜18時30分
お休み:不定休

 

あまり大きな看板も出していないし、建物の外からはこんなおしゃれなところがあるとは分からないような、隠れ家的なお店です。

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窓の向こうには原爆ドームが見えます。
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川の向こう岸には、平和記念資料館と平和記念公園が望めます。
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広々としたスペースを贅沢につかった、非常にゆったりしたお店となっています。

スタッフの方も、気さくで物腰柔らかい、チャーミングな方々です。
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そしてここにも、こだわりのエスソプレッソ・マシーンが!
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こんなことを言ってはなんですが、私、女性の洋服のことはまったくわかりませんので、なんともその良し悪しはわかりません(汗)ただ、そんな私でもよく感じるのは、このお店に漂う「心地良さ」です。

もちろん、「着心地の良さそうな服だなあ」とか、「いい素材を使っていそうだなあ」位のことはわかりますが、それらの商品以外にも、お店のディスプレイであったり、飾られている机やイス・小物類であったり、スタッフの対応であったりする全てがいい雰囲気を創り出していて、なんだかとっても落ち着くのです。

このお店の空間自体が売り物という感じで、恐らくお客様も、商品というモノを買いに来るだけでなく、このお店に漂う心地良さを楽しみに来られているのかなあという気がしました。

実際、お客様の滞在時間もとても長いそうです。

主婦、ママ、経営者の3足のわらじを履くオーナーののり子さんの毎日は超多忙なのだと思いますが、とてもエネルギッシュな方で、すごく魅力的な方です。

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自転車ショップと洋服屋さんと、まったく違うお店ですが、それぞれに共通して言えるのは、オーナーの徹底したこだわりです。オーナーの提案するライフスタイルや良い商品が明確で、それらを伝えるメッセージがお店全体に漂っています。だからお店にいること自体が、非常に心地良いものとなっていますし、スタッフ全体にも良いバイブレーションが流れています。

こういうのは目に見えるものではないけれど、お客さんにとってはすごく強く、自然に感じることだし、それがまたお店のコンセプトに合った、同じ価値観を共有する良いお客様を集めているんじゃないかなと思います。

結果としてそれが、お店もお客様もハッピーな、良いビジネスを実現しているのでしょう。

今回も良い勉強をさせていただきました。ありがとうございました!


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「民泊」のお客さんは外国人だけ?社会貢献できる民泊のあり方

2016.2.22

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これまでAirbnbに代表される、「民泊」についてご紹介して来ましたが、これに関してのお問い合わせでよくあるのが、「民泊は外国人客が来る所じゃないとだめなのか?」という質問です。

たしかに、東京や大阪といった大都市圏ではAirbnbの利用者の大半は外交人観光客です。

高知のような地方都市は、最近増えてきているとはいえ、そこまでの大幅な外国人利用客の増加はすぐには見込めないかもしれません。

 

ただし、目先を変えると、「民泊」の利用者は他にもありそうです。

例えば、高知市内には病院がやたら多いですよね。

同じ高知県内でも、高知市から離れた市町村にすむ人は、大きな病院に掛からなければならない場合は、数時間かけて高知市内へ出かけることになります。

しかも入院ともなると、看病する家族の移動の負担は相当なものとなります。

場合によっては、数日泊り込んでの看病が必要となる場合もあるでしょう。

しかし、こういった大きな病院の側に必ずしもホテルがあるとは限りません。

こういったケースの場合、

「入院患者の家族に安く泊まれる場所を提供する」

という民泊のやりかたが考えられます。

 

また、介護施設等の近くでは、

「親の介護で定期的に泊まる」

「入院している親の最後を看取るために滞在する」

というニーズもあるでしょう。

 

特に看病が長期に渡る場合など、病院や介護施設の近くの家が、若干の宿泊料を頂戴することで民泊を始めれば、助かる家族は多いかもしれません。

カネもうけだけでなく、社会のために役立つ民泊のあり方もあるのではないでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・

 

さらに「民泊」を後押しするのはAirbnbだけにとどまらず、他業者も続々と参入して拡大してきています。

海外では旅行予約サイト大手として有名な「booking.com/ブッキング・ドットコム」は、日本での一般住宅などに旅行者らを泊める民泊仲介ビジネスへ本格参入するとのことです。

booking.com→http://www.booking.com/index.ja.html

日経MJ記事2016年2月22日より↓
nikkeimj20160222

いかがですか?

先を変えれば意外に身近なところにもビジネスチャンスはありそうですね。


2016-02-22

 

 


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白川浩平税理士事務所
税理士 白川 浩平(しらかわこうへい)
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TEL 088-855-8205
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お客様紹介 Gentemstick 玉井太朗さん

2016.2.20

弊社のお客様の中から、活躍されている元気な会社・経営者をご紹介しながら、成功している中小企業の考え方や取り組み方をシェアしたいと思います。

今回ご紹介させていただくのは、バックカントリー・スノーボード界のカリスマブランド、GENTEMSTICKの玉井太朗さんです。

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gentemstick_logo
有限会社玉家プロダクツ
スノーボード企画・製作・販売
http://www.gentemstick.com/

玉井太朗さんは、gentemstickの創始者であるばかりでなく、パタゴニアのアンバサダーとしても活躍されています。
http://www.patagonia.com/jp/ambassadors/snowboarding/taro-tamai/75485
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私自身はスノーボードのことをよく知らないので、話をするのも憚られる思いがしますが、「パウダースノー」とか「バックカントリー・スノーボード」とかいうキーワードにピンとくる方なら一度は耳にした事のあるブランドだと思います。

ここ数年は、海外からの評価もうなぎのぼりで、Gerry LopezやAlex Yoderといった超有名人とのコラボを展開されています。海外からの有名サーフボード・シェーパー達との交流も深く、TAMAI TAROデザインのボードを乗りに、わざわざニセコへやって来るという現象がおきています。

この会社の特徴は、玉井太朗さんの自由でクリエイティブな人間性もさながら、スタッフ全員がスノーボードはもちろんのこと、サーフィンも大好きだということです。曰く、スノーボードは雪の上で遊ぶ「スノーサーフィン」であり、サーフィンもスノーボードも一緒だということです。とにかく、スタッフの皆さんが常識にとらわれずに好きなことを追求するライフスタイルを送っていて、皆それぞれが魅力的な人達であり、輝いています。
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好きなことをして、それを仕事にして生活できれば・・・というのは、誰しも考えることですが、それを実現できている会社としても、大変学ぶべきところの多い会社ですし、ぜひこれから起業をしてみたいという若い方にも参考にしていただければと思います。

今回、北海道ニセコのショールームにお邪魔して、インタビューをしてきましたので、成功の秘訣などをシェアしたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・

今や世界中から観光客が集まるスキーリゾートである北海道ニセコ。

パウダースノーと呼ばれる雪質は今や世界的に有名になり、世界中から観光客が集まってきます。

そのスキーリゾートの中心、ニセコグラン・ヒラフスキー場から少し離れたところに、ショールームがあります。
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向こうに見えるのは、蝦夷富士・羊蹄山。

周辺には、素敵なログハウスが建ち並びます。
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ショールーム入り口には手作り感あふれる看板があります。
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入ってすぐ目に付くのは、まるでサーフショップか!という程のサーフボード。
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四国のビッグウエーブ・サーファー櫛本嘉彦氏のKI Surfbordsや、Chris Chirstenson、Jeff MaCallumなどのサーフボードマニアならヨダレもののコレクションが立てかけられています。
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それもそのはず、玉井太朗さんをはじめ、スタッフのほとんどが熱狂的なサーファーばかりです。

玉井太朗さん曰く、「海と山と遊ぶフィールドが違うだけで、サーフィンもスノーボードも一緒。それはライフスタイルだから。」とのことです。
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サーフボードのことを語りだすと止まりません(笑)

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ショールームはまるでちょっとしたミュージアムの様。

古いボードや試行錯誤を重ねたであろうブーツなどが展示されており、これまでのgentemstickの歴史が伝わってきます。

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ニセコのパウダースノーを楽しむために開発されてきた様々なモデルが展示されており、試乗ボードも豊富に用意されています。実際に試乗して、じっくりと自分に合ったボードを納得して選ぶことが出来るようになっています。

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ニセコの雪と道具のことを知り尽くしたプロライダーによるチューンアップサービスも充実しています。
この日は、”タクちゃん”こと、プロスノーボーダー原山拓也さんが丁寧にチューンアップをされていました。0G4A7071

アパレル類も充実しており、外国人観光客のおみやげにgentemstickブランドのオリジナルTシャツが人気だそうです。
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また、これまでにsnowsurfの世界観を表現した、オリジナルムービーを多く製作してきました。

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↓最新作”SNOWSURF”のプロモーションビデオです。

お店全体に、gentemstickの世界観が漂っており、その雰囲気にどっぷりと浸ることが出来るショールームです。販売されている商品はもちろん、お店にあるものすべてに強いこだわりとメッセージが感じられます。
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有名スノーボードブーツメーカーからは、TARO TAMAI SNOWSURFERモデルが近く販売されるそうです。私も早速プリオーダーを入れてしまいました(笑)
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窓からの雪景色もステキです。
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そして、裏方でビジネスを縁の下の力持ちとして支えている奥様。0G4A7162
忙しい毎日ながら、スノーボードやサーフィンを楽しみながら、オフシーズンは家族でサーフトリップに出掛けたり、素敵なライフスタイルを過ごされています。
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スタッフもとにかく、スノーボードやサーフィンに魅せられたシンプルでユニークなライフスタイルを送られている魅力的な方ばかりです。いつ行っても、お店全体に良いエネルギーが満ちているのが印象的です。
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夕方になって日が暮れてくると、すぐ近くのゲレンデのナイターの照明が幻想的に浮かびます。
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夕方からは一番ショールームが忙しくなる時間。アフタースキーのお客さんが、次々に訪れます。
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90%以上のお客さんは、外国人観光客の方です。当然全てが英語の世界で、一体ここはどこやねん?!という感じです(笑)
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いつも私がニセコに行くと、おいしいもの食べに連れていっていただきます。この日は、街一番の老舗のお寿司をご馳走になりました。
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昔ながらのクラシックなお寿司屋さんですが、wifi完備で、ちゃんと外国人観光客対応されていました!
そして、壁には何気にジェリー先生との2ショットが…
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楽しい夜は更けていきます・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

そして、一夜明けて、爽やかな快晴の朝を迎えました。
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ちなみに、この日は昨日降ったパウダースノーで、今年一番のコンディションだったそうです!

 

さて、玉井太朗さんと始めてお会いしたのは、20年以上も前、四国徳島の無人のシークレットサーフポイントで、最高の台風の波をサーフィンした時でした。

その時、連日休みなくサーフィンし続ける姿を見て、ホンマに波乗りが好きな人なんやなあ~と思ったことでした。

それ以来、何度か一緒に四国や北海道でサーフィンしたり、お互いの子供同士でスノーボードをしたりと、家族ぐるみのお付き合いをさせて頂いています。
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最初の頃は、スノーボードが大好きな人がビジネスを始めたという感じで、大変失礼ながら、大丈夫かな~とちょっと心配な部分もありましたが、あれよあれよという間に、今や世界的に認められたブランドとなりました。

自分の好きなことをビジネスにするということは誰しも考えることですが、それを実際に成功させているということは本当に素晴らしいことだと思います。

 

実はこれまで税理士として10年以上お仕事をさせてもらってきましたが、玉井さんと会うときは、いつも一緒にサーフィンをしているかスノーボードをしているばかりで、じっくりとビジネスの話をすることが少なかったような気がします(笑)。

ただ、今これだけ海外からも評価され、認められて人が集まってくるブランドは、中小企業ではなかなかないと思いますし、特にこれからビジネスを始めたいという若い人には、従来の既成概念にとらわれない新しいビジネスの在り方の成功モデルとして、大変参考になるのではと思いインタビューをお願いしました。

 

【インタビューwith Gentemstick玉 井太朗氏 in Niseko@2016.02.07】
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白川浩平(以下白川)「玉井さんはもともと、いや今でも自分の好きなことだけを追求しているという感じで(笑)、とてもビジネスマンという感じではないですが・・・。ズバリ、どうしてこれだけGentemstickというブランドが成功したのでしょうか?」

成功の秘訣その1:『その世界を知っている』

玉井太朗(以下TT)「(笑)う~んそうだね、まず『その世界を知っている』ということがあるんじゃないかな。スノーボードを始めた当初、自分がやりたいスノーボードのスタイルに合う、自分が満足できる道具がなかった。だからまず自分が求める道具が欲しいというのが始まりだよね。売れる商品を作ろうというのではなく、まず自分で使うために欲しい、十分納得して信頼でき、満足できる商品を創りたいというのがウチの方針。俺やウチのスタッフは、誰よりもニセコの雪や地形を熟知しているし、どういうコンディションでどういう道具を使ってどういう滑りをしたいかということが一番良く分かっている。だからどういうボードが欲しいかということが明確だし、アイディアがどんどん出来てくる。

大手のメーカーは、ある程度売れるモデルはこれだという感じで常に数字でモノを考えるのかもしれないけど、俺たちはまず自分達やその仲間が欲しい商品をつくってる。自分達の子供がスノーボードをやりだしたら、子供用の安全でとにかくすべることが楽しい板をつくる。女性のライダーが増えてきたら、脚力のない女性でも楽しくマニューバーを描ける板をつくる。上級者向けだけじゃなくて、自分達の仲間すべての人が安全で楽しめるためのものづくりをしたい。だからモデルの数もやたら多い(笑)数字だけで考えると確かに不効率なのかもしれないけど、俺たちは本当にスノーボードのことが好きな人のために、言わば三角形の頂点にいる人のためのものづくりをしてる。自分はこうでしょと思うことを追求してる。数字を追うとやれないことがあると思うけど、大きな会社にはない自由な発想を大切にしたい。そこを見誤ってはいけないと思ってる。」
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成功の秘訣その2:『商品愛』

白川「なるほど、確かにゲンテンのスタッフはみんな本当にスノーボード・サーフィンが好きでたまらない人ばかりですものね。やはりそういうこだわりがビジネスにも活かされているということでしょうか?」

TT「そうだね、これが売れるから・・・という発想ではなくて、俺はこれがしたいというところからスタートして、皆楽しんで仕事をして、良いものづくりをしているよね。自分達が最高だと思うものを創ってるんだから、当然商品に対する愛情も半端ない。プロライダーやスタッフの仲間も、皆自分のライフスタイルも持っているヤツらばかりだし、モノを売るんじゃなくて、自分のしたいこと、ライフスタイルをストーリーにして伝えることが出来る。自分の持っているライフスタイルやしたいことを伝えて、この運動に参加しませんか?といういわば『開放運動』をやってます(笑)モノだけ売ろうとするとそれは難しいよね。」
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成功の秘訣その3:『ビジネスマンではなく、クリエイターであれ』

白川「たしかに、ゲンテンの人たちを見ていると皆さんカッコイイし、輝いているから、こんな風になりたいなあと自然に思いますよね。そういうのは大手ではなかなか難しいことですよね・・・」

TT「大手の会社でよくあるのは、業界のトレードショーを廻って、いち早く売れそうな商品を探してくるよね。いわゆるできるビジネスマンにはそういうタイプが多いんじゃないかと思うけど、長い眼で見るとそれじゃあ良い商品が育たないよね。何だかとにかくビジネスとはこうしなければいけない、と思い込んでる人が多い気がするね。自分が素直にクエスチョンに感じるところをプラスに考えて、クリエイティブな発想でやっていく方が楽しいよね。」
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成功の秘訣その4:『愛のあるクレーマーであれ』

白川「特に中小企業は、大手と同じ事をしていてもかなうわけがありませんもんね・・・」
TT「パタゴニアのアンバサダーをやらせてもらってきた関係で、グローブや靴下といったパタゴニア製品の商品開発には深く関わらせてもらってきたけど、最初の頃、俺はめちゃくちゃクレームを出しまくったよ(笑)だってそうでしょう、自分の使う道具には妥協したくないから。でもそれは単に文句を言っているだけではなくて、『愛のあるクレーマー』なんだよね。パタゴニアは自分も大好きな会社だからこそ、その商品にはとことんこだわって、最高の商品をつくって欲しいから。それは自分の会社の商品でも同じ。Gentemstickの商品開発にはメチャクチャ厳しいから(笑)」
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成功の秘計その5:『とにかく正直であれ』

白川「なるほど、そうした徹底したこだわりが、良い商品を生み出すということなんでしょうね。」

TT「あと、ものづくりはとにかく正直であれと思ってる。自分が納得しないものはつくらないし、売らない。実際一旦つくってしまった商品でも、やっぱりこれはいまいちだということになれば売らないこともある。実はそんな失敗も色々たくさんするけど、それでもその都度何が正しいことなのかという判断基準で決めています。

うちの会社は、パタゴニアが提唱している「1%フォー・ザ・プラネット」という運動に参加していて、売上の1%を自然環境保護活動のために寄付しています。やっぱり社会の一員としては、俺たちの活動を通じて、何かしら社会貢献もできればと思ってる。微力かもしれないけれど、自分達のビジネスが社会のために役に立つということは誇らしいことだよね。
1%frortheplanet
※1% for the Planetの詳細についてはこちら↓
http://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=81218

www.onepercentfortheplanet.org
http://onepercentfortheplanet.org/

 

成功の秘訣その6:『暮らしに夢を持て』

白川「色々と玉井さんのお話しをお聞きしましたが、いつも思うことですが、玉井さんの考えることは普通の日本人の発想ではなかなか出てこないことのように思います。やはりそういうのはこれまで外国にしょっちゅう行っているから得られたことなんでしょうか?」

TT「よくそう言われるんだけど、それは違う。日本で暮らしていると、いろいろ疑問に思ったり、違和感を感じることも多いけど、外国に行って初めて『あっ、初めてまともにやっている人がいるんだ』と思うことが多いんだよね。ニセコも外国人が多くなったり、知識のない人が増えて、特にバックカントリーの世界はルールを守らない人が多くなって無法地帯になりつつある。日本ではそういった問題がメディアに取り上げられ始めたけど、行政も関係者も意識が低いし、あきらめモード。でも、この前コロラドに行った時、意識の高い人がたくさんいて、そういった問題がちゃんと解決されている世界を見た。だからそういったこともあきらめないでやればなんとかなるんだよ。ビジネスも同じだと思うけど、最初から無理とあきらめたら、具体的に何も進まないし、それは現状に甘んじているだけだよね。やっぱり暮らしに夢があったほうがいいよね。」
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白川「なるほど、『暮らしに夢を持て!』ですか。では最後の質問ですが、玉井さんの現在の目標は何ですか?」

TT「最終的な目標は、アメリカやヨーロッパでGentemstickという名前が残ること。規模はコンパクトでもいいから、スノーボードのプロフェッショナルを集めて、世界でゲンテンの名前を知ってもらって、その存在が認められることだよね。それが今の俺の夢かな。」
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

今回のインタニューを通じて感じたのは、

これまで何となく自由な発想で、世間の常識にとらわれず、やりたいようにやっているという印象だったのが、意外に(失礼!)すごく緻密に、深くものごとの本質を捉えて考えられているということです。
それから、ものづくりということに徹底的にこだわりを持って、それを貫き通してきているということです。理念やコンセプトといったものが確固としたものとしてあり、それが全くブレていません。いやいや、なかなか出来ることではないと思います。

 

商品愛。

クリエイティブであれ。

愛のあるクレーマーであれ。

正直者であれ。

夢を持て。

 

などの言葉はすごく心に響いて、私自身の勉強になるとともに、なぜ世界中で「ゲンテン」が認められ、愛されているのが分かる気がしました。

 

今後も世界的ブランドになっていくgentemstickから眼が離せません。

(インタビュー終わり)

 

Special Thanks to:
Gentemstick プロライダー丸山隼人
http://www.patagonia.com/jp/ambassadors/snowboarding/hayato-maruyama/81412
Gentemstick プロライダー:アレックス・ヨーダー/Alex Yoder
http://www.patagonia.com/jp/ambassadors/snowboarding/alex-yoder/75273
Gentemstick プロライダー:辰巳 博実
http://www.patagonia.com/jp/ambassadors/snowboarding/hiromi-tatsumi/83826
Gentemstick プロライダー:鬼頭春菜
http://www.patagonia.com/jp/ambassadors/snowboarding/haruna-kito/83825
Gentemstick プロライダー:加藤直之
http://www.patagonia.com/jp/ambassadors/snowboarding/naoyuki-kato/85054
Gentemstick プロライダー:宮下健一
http://www.patagonia.com/jp/ambassadors/snowboarding/kenichi-miyashita/86229
Gentemstick プロライダー:岡田修
http://www.patagonia.com/jp/ambassadors/snowboarding/osamu-okada/86230
Gentemstick プロライダー:沼野健補
http://www.patagonia.com/jp/ambassadors/snowboarding/kensuke-numano/93081
Gentemstick プロライダー:SHEESA 桑原知美
http://www.sheesa.net/
Gentemstick プロライダー:原山拓也
http://www.sidecar.co.jp/person/taku.html
https://www.youtube.com/watch?v=Ypl2OcAg738

logo_slopeplanning
SLOPE PLANNING
http://slopeplanning.com/

powdercompany_logo
POWDER CAMPANY
http://www.powcom.net/
http://www.guide.co.jp/

patagonia
Patagonia
https://www.patagonia.com/

kisurf
Ki Surfboards
http://www.kisurfboards.com/

dove
DOVE WETSUITS
http://www.dovewet.com/


2016-02-22


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Airbnb “民泊” 解禁!

2016.2.15

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一般住宅に有料で観光客などを泊める「民泊」に関して、これまでネックとなっていた旅館業法が緩和され、全国で実質解禁となる見込みです。

 

Airbnbに代表される民泊集客サイトについては、以前のブログ記事で何度か紹介してきました。

(過去ブログ記事はこちら↓)

賃貸不動産収入を3倍にする方法
~Airbnb活用法その1:Airbnbって知ってます?~
http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms/20151225-6

賃貸不動産収入を3倍にする方法
~Airbnb活用法その2:成功事例~
http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms/20151228-10

賃貸不動産収入を3倍にする方法
~Airbnb活用法その3:トラブル事例と法律~
http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms/20151228-13

Airbnbに泊まってみた!
http://xs498215.xsrv.jp/shirakawa-old/cms/20160209-436

 

 

本来、有料で他人を宿泊させるには旅館業法が定める条件を満たした上で、 都道府県などから許可を得る必要があります。

ここ数年の訪日外国人客の増加による大都市圏でのホテル不足に加え、Airbnbなどの集客サイトの出現により、民泊が宿泊の一オプションとして認知されてきました。

ただし、個人の住宅に有料で宿泊させる行為が旅館業法に抵触するのではないか? という懸念があり、政府や自治体においてもこれまで旅館業法の“想定外”であった 民泊に関してのルール整備が検討されてきました。

 

そして先日の新聞報道でも取り上げられていましたが、 これまで旅館業法では、簡易宿泊所は一律に
「33平方メートル以上」
とされてきた基準を、
「一人当たり3.3平方メートル(一坪)に定員数をかけた面積以上」
とする方針を固めました。

これで、これまで旅館業法の元では“違法状態”で営業されてきたマンションの空き部屋などの小規模施設も自治体から許可を取得しやすくなり、
民泊は今春から全国で事実上の「解禁」となります。
(↓“民泊面積「一人一坪」厚労省、4月に基準緩和”日本経済新聞、平成28年2月11日より)

日経20160211airbnb解禁

細かい規定については今後も検討が続けられるようですが、大筋の流れは変わらないでしょう。

 

一方、高知のような地方都市にとっては、東京や大阪のように訪日外国人が日常化する状況はイメージしにくいかもしれません。
観光資源的にもいまひとつ決め手に欠けるような感じで、他所の世界の出来事だと思う人も少なくありません。

確かに、観光スポットやショッピングという点では大都市にかなうはずもありませんが、
「昔ながらの温泉体験」や、
「うどん手打ち体験」といった
“体験型の観光”に人気が出てきています。

伝統的な日本旅館の雰囲気楽しめる道後温泉では積極的なPRは行っていないにも関わらず、ネットサイトや大手の旅行会社を通じた予約が増えているということです。

また、香川県の讃岐うどんの手打ち体験や食事が楽しめる「中野うどん学校」(金比羅宮・琴平町)では、施設側で用意した生地を観光客らが自分たちで切り、ゆでで、食べることができる体験型観光が人気です。
台湾や香港からの団体客が多く、平日にも予約が入ってくるということです。

さらに、東京や大阪の一般的な日本観光に飽き足らない、旅慣れた訪日観光客たちは、日本ならではの「体験」を楽しんでいます。
例えば、大阪心斎橋オーパの美容室では、「旧正月なので新しい髪形に変えたかった」、「自国よりも丁寧」という外国人観光客たちのカップルや女性同士の来店が多く、美容が観光の一部となっています。アジアでは日本の美容技術や流行の髪形への関心が高いことから、SNSサイトを駆使しての集客も行われているようです。
(↓“盛況 四国体験-道後温泉・うどん学校…”日本経済新聞、平成28年2月10日より)

日経20160210四国体験

いかがですか?

田舎だから見るものや売り物が何もないよ・・・と思っているあなた!

実は訪日外国人が農家に宿泊して農作業などを体験する「農家民泊」の人気が出てきているのをご存知ですか?

農家に実際に泊まり、農産物の収穫体験や、農家とのだんらんも楽しめる・・・。

こんな田舎では当たり前であったことが、今売り物になろうとしているんです。
実際に、JTBなどの大手旅行会社も田舎体験ツアーの販売に動き出しています。
(↓“訪日客に「農家民泊」 JTB”日本経済新聞、平成28年1月15日記事より)

日経20160115農家民泊

 

地方では、空き家問題なども深刻ですが、意外にこんなところにこそ新たなビジネスチャンスがあるかもしれませんね…。

2016-02-15


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